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10年前、身体全体にアトピーが出ていた頃、夜用ローションをつけた後、せっかく肌に入れた水分がすぐに蒸発しないよう、油分の入ったものを最後に重ねて、フタのような役割をさせたくて、顔にはオイルスピノワゼを使っていたのですが、オイルスピノワゼを身体にまでつけるのは、経済的に無理。
ということで、病院でプロペトを処方してもらって身体全体につけていました。 |
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プロペトってワセリンをさらに精製しただけのものなので、身体全体に塗るとベッタベタ。 シャツを着るとシャツがベッタリくっついて・・・ あー辛かった・・・。 |
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他のものを探しても合成の界面活性剤や乳化剤が入ったものばかりで、入っていないものは使用感がイマイチ・・・と納得出来るものがなく、仕方がないのでずっと我慢してプロペトを使っていました。
その後、自分が治ってからになりますが、“ゲルクリーム”というものを知り、「これならまだいいんじゃない?」とみなさんにおすすめしていましたが、ゲルクリームはトラブル肌の人には蒸発が早く、何度も何度も重ね塗りが必要だったりして、結局は結構お金がかかり、これまたイマイチ・・・。 |
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何とかいいものを見つけなければ、私自身も納得してアドバイス出来ないし・・・と、西にいいクリームがあると聞けば西に、東にいいオイルがあると聞けば東に行くという生活をしていましたが、結局やっぱり納得のいくものは見つかりませんでした。
その間、ずーーーと頭の隅にあったのは、「マースティカンパニーの社長に作ってもらえないかなー」という思い。 |
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この社長ほどこだわりの深い化粧品メーカーの社長さんはいない!と力説出来るほど、こだわりの深い女性なので、「クリーム状にするには色々と入れないといけないから無理よ」なーんて、絶対に引き受けてもらえないだろうな〜〜〜と思っていました。 |
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そこを何とかお願いしないと、「このままではアトピーさん達が行き詰ってしまう!」
ということで、ダメ元でお願いすること3回目。
「クリームね〜〜」としばらく考え込まれた後、「気持ちはすごく分かるわ・・・。やってみるわね」と超素敵な笑顔でついにオッケーをいただき、社長に試作に入っていただけることになりました。
その後、社長は試作に試作を重ね、私はスタッフや仲の良いアトピーのお客様を巻き込みながらテストにテストを重ね、ついに、ついに、ついに完成いたしました!!
出来上がったクリームは、何種類もの薬草からとった生薬が絶妙な割合で配合され、色んな肌のタイプの方にやさしく穏やかに作用するようになっています。
また、菌性のアトピーの方もカバーできるように、社長にユーカリエキス を配合出来ないかとお願いしたところ、そのお願いも叶えていただきました。
なので、掻き傷に菌が繁殖している場合などのちょっとした痒みも抑える事ができると思います。 |
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